【下呂温泉】名古屋から下呂まで車で41号線を走る1泊2日のおすすめ旅

3月初め、家族6人で1泊2日の下呂温泉旅行に行ってきました。

名古屋から下呂までの41号の途中、下呂での散策にぴったりのおすすめスポットを紹介します。

1日目

名古屋を10時に出発。41号を直進します。

下呂までは約3時間。時間もたっぷりあるのでノンビリ走ります。

途中、休憩がてらお昼ご飯が食べられるお店を探します。

ドライブイン七宗御殿で休憩

 

ここは道の駅だと思ったら、お茶屋さん経営のお土産やさんでした。入ると「お茶の試飲どうぞ」とすすめられます。バスツアーで必ず寄る場所のようですね。

岐阜県加茂郡白川町はお茶の産地です。ドライブイン七宗御殿は、白川茶本舗の直営店なので、お茶のお土産やデザートなどがたくさんあります。飛騨のお土産もほとんど売っているので高山や下呂で買いそびれても帰りに寄れば大丈夫かと思います。

奥にレストランがあり、食品サンプルが微妙に食欲をそそらないけど、日替わりメニューは安くてボリュームがありそうだったし、ここを逃すと食いっぱぐれる恐れもあるため、ランチすることにしました。

ほう葉寿司定食は1200円で、好きな麺類(ラーメン・きしめん・そば)・ほうば寿司2個・揚げ豆腐2つ・ゼリーがつく、かなりのボリュームです。

麺はラーメンときしめんにしたんですが、ラーメンは麺がのびてて味もそれほどおいしくなかったので、きしめんかそばをおすすめします。

ほうば寿司は美味しい。揚げ豆腐も美味しいけど大きいから2つは多いな。ゼリーはお店で5種類セットで500円程で売っていました。ラーメン以外は美味しかったし、このボリュームでこの値段なら思ったより良かったです。

ソフトクリームがおすすめです。私は抹茶とほうじ茶のミックスにしたんですけど、ほうじ茶が特においしかった。でも、ほうじ茶の割合が少なくてほぼ抹茶でした。次回はほうじ茶ソフトでもいいな。

老舗の山形屋旅館に宿泊

下呂温泉のお宿は老舗の山形屋旅館です。

午後2時に到着してしまったので、旅館で車と荷物を預かってもらいました。チェックインもできたので、3時に戻ればすぐに部屋に案内してもらえます。

チェックインは3時からなので、ブラブラ下呂の街を散策に行きます。繁華街から近い場所に宿をとると、便利ですね。

下呂の街をブラブラ

山形屋旅館から橋に向かってしばらく歩いて左側の急な階段を登ると、温泉博物館の前に出ました。「白鷺の足湯」もあります。温泉博物館は大人400円の入場料が必要なのでやめときました。

隣の「かえる神社」へ寄ってみます。新築で全く神聖な感じがしないどころか、お賽銭を入れるとカエルにまつわるギャグなお告げを喋ります。ますますありがたみが感じられない。

下呂は酒造が多く、試飲できるお酒やさんもあります。「柏屋酒店」では100円で2種類のお酒を小さな紙コップで試飲できました。お土産に新品のおちょこをもらえます。

 

道をまっすぐ下ると、「湯島庵 下呂温泉飛騨牛あぶり寿司」のお店は大行列でした。せんべいの上にお寿司を乗せて食べ歩きをしている若い人がたくさんいます。3貫900円はちょっとお高いのでパスしましたが、それでもかなり人気あるのは美味しいのかな?

しばらく歩くと「射的」の旗が。いつも開いているわけではなく、営業時間は外に手書きしてあるので、運が良ければ入れます。商品がなぞかけになっていて、商品説明をするおばちゃん、当たらないと恥をかく?とっても変わったお店で楽しかったです!子供2人がやらせてもらいましたが、特別にいっぱいオマケしてもらって大量の景品いただいてきました。

どんどん歩いていくと、川沿いのお土産屋さん通りにでます。「ゆあみ屋」は温玉ソフトと足湯があり、その隣のお土産さんには、さるぼぼがたくさんいて、奥の方へ行くとさるぼぼ黄金足湯もあります。いろいろな場所に足湯あったけど、ここが一番空いていたので穴場かな?

下呂駅の方へ向かうと大きなお土産やさんが何軒かあります。

山形屋で宿泊

180年の歴史ある老舗旅館です。サービスが良く、ゆっくり過ごすことができました。

山形屋旅館の感想はこちら↓

【下呂温泉】創業180年 老舗旅館の山形屋に泊まった感想

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2日目

禅昌寺の梅

下呂から車で15分ほど高山方面へ向かいます。

古い梅の木が有名とのことで向かいましたが、3月4日では早すぎました。。。

ネットでも3月半ばごろからとは書かれていたけど、ここ数日暖かい日が続いていたのでもしかしたら数輪は咲いてるかも?と多少の期待はしましたが、残念ながら1輪も咲いてませんでした。芽は少し膨らんでいるのであと2週間くらいでしょうか?

立派なお寺の中を散策します。

庭はとってもきれいに手入れされていて、何本も梅の木が植えられていました。一番奥に進むと大杉があり、それはそれは大きくて立派!梅を見られなくても価値あるお寺です。

お寺の前の駐車場に車を停めた瞬間から、ターゲットになっていると分かってました。小さなお土産屋さんの前に夫婦が立ってこっちをじっと見ているんです。話好きのお義父さんが店のおじさんに「あの石には何て書いてあるんですか?」って話かけると「帰りにお茶でも飲んでってください」って誘われてました。

そして、お寺見学のあとに私とダンナが次の観光地探しをしていて、ふとお土産屋さんの方を見ると、義理の両親と娘が椅子に座ってお茶を飲みながら大量のお菓子と漬物を食べまくってます。試食どころの量じゃないです。「つかまってんじゃん!」と近寄ると私もシイタケ茶をいただきました。ここまで来たら腹を決めてお菓子も食べるしかないです。はい、お義母さん笹寿司買ってました。買わずに絶対帰れないお店です。

帰り際にお店のおじさんに「古いお雛様を無料で展示してあるので行ってみて」と宣伝されたので、「無料なら!」と行ってみました。

銀花荘

禅昌寺駅の前に駐車場があり、石像がいくつも並ぶ奥に進むと古民家がありました。外には宣伝の旗や看板がなかったので、通り過ぎそうでしたが、人がたくさん歩いていたのでここかな?と。

古民家に入ると、真正面にお雛飾りが置いてありました。相当古いものです。江戸時代から明治時代のお雛様を集めて展示されていて、見たことのないお雛様ばかりでした。

家の中はとても広くて各部屋に古いお雛様と骨董品が並んでいます。よくこんなに古い物がたくさん取ってあったなあと感心してしまうほどです。めちゃくちゃ急な階段を登ると、広い屋根裏部屋へ出て、ここにも骨董品がずらり。お雛様や骨董品だけでなく、タンスやかまどなど生活用品などもすべて相当古いものでした。

無料だなんて、趣味で開放されているんですかね?外の張り紙には「紹介してください」と書かれています。

今年はお雛様の時期は2月末と3月初めの週末の5日間だけで、家屋内部は年に数回しか公開されないそうなので、貴重でしたね。

周りに置いてる石像がバラバラすぎて良く分かりませんが・・・?

道の駅 清流白川クオーレふれあいの里 さかなワクワク公園

帰り道の下呂から美濃加茂までの41号には、あまりご飯屋さんがなくて(本当はあるのかもしれませんが)、ちょっと道を外して、道の駅 清流白川クオーレふれあいの里 さかなワクワク公園へ行ってみました。

最初は間違えて手前のキャンプ場に行ってしまったんですが、ご飯が食べられる道の駅はそこから500m進んだところです。

大きな道の駅を想像してたんですが、小さなお土産屋さんと食堂の小さいお店でした。手ごろな値段で麺類や鶏ちゃん定食などが食べられます。うちの家族はピザが大好きなので、外にある石窯でピザを焼いてもらいました。具材はほとんど乗ってませんが、パリパリの薄焼きピザで500円はお得です。冬季限定と書かれてました。

外では川遊びができます。バーベキューや釣り堀などの施設もありますが、3月初めなのでまだクローズしてました。暖かくなったら来てみたいです。

豆釜匠

美濃加茂から41号を白川方面へ進んだところに、真新しいお豆腐屋さんがありました。41号沿いには「油あげ」と書かれた看板があり、すっごく興味をそそられるお店です。

お豆腐類も売っていますが、窓口でお願いすると、油揚げや厚揚げの揚げたてを用意してくれて、奥の席で食べることができます。油揚げ1枚50円、厚揚げ1個100円

油揚げは、市販のものより少し分厚くて食べがあります。厚揚げも熱々でおいしいです。

ご飯は食べられませんが、おやつにぴったりです。

下呂温泉は新しい物と古い物が混ざって楽しかったですが、名古屋から下呂までの41号線の途中のお店にもちょこちょこ寄れて楽しかったです。