アイリスオーヤマのヨーグルトメーカー プレミアム IYM-012を使ってみた感想

ヨーグルトが大好きな子供たち、毎朝かかさず一番に食べてます。兄妹で毎日なのでヨーグルト代がバカにならない…

安く大量においしく作れるなら!と思ってヨーグルトメーカーを購入しました。

子供たち大興奮!たくさん食べられる~と期待満々。

昔はヨーグルトメーカーって1万円くらいしてた気がするけど、今って安く買えるんですね~半値以下なうえにヨーグルト以外の発酵食品も作れるなんてスゴイ!

たまたま欲しいと思ってた時期にamazonでセールをやってたので、通常価格より500円程安く買えました(色は選べず)去年までは5000円程で売ってたみたいですが、現在は通常価格で3000円くらい。もしうまく使いこなせなくてもそれほどガッカリする値段でもないですね。うまくいけばラッキー!

アイリスオーヤマ ヨーグルトメーカー

アイリスオーヤマのヨーグルトメーカーは時間と温度が細かく調整出来るので、ヨーグルトだけでなくいろいろな発酵食品もできるとのこと。

一番上のクラスのKYM-013は、自動機能付きで飲むヨーグルトができたり、出来上がりを音で知らせたりと新機能がついてますが、基本的なものは同じなので、1000円以上安いIYM-012にしました。

Amazonから届きました!本当はホワイトが良かったけど、セールでさらに500円安くなるのはピンクだけ。う~ん、悩んだけど値段に負けてピンクで。(通常価格に戻ったらピンクの方が高くなってました)

ヨーグルトメーカー プレミアム IYM-012

中に入っていたのは、発酵機の本体・スプーン・牛乳パック用フタ・水切りヨーグルト用ざる・レシピブック・説明書

本体はかなり軽く、ちょっと安っぽくは見えるけど3000円くらいで買えるなら文句ないですね。

レシピブックにはヨーグルトの他、塩こうじ、西京味噌、納豆、甘酒などのレシピが載ってます。

ヨーグルトの作り方

【材料】

牛乳パック 1L

ヨーグルト 1個(100g)

1.スプーンとフタを熱湯消毒します。

2.牛乳パックを常温に戻します。(時間がかかるのでレンジ300wで2分くらいチンしました。500wなら1分くらいでしょうか?)

3.ヨーグルトを入れるので、牛乳を100ml抜きます。(この牛乳は温まってるので紅茶に入れてすぐ飲みました)

4. パックの口をしっかり大きく開けて、ヨーグルトを入れてよく混ぜて、付属のフタをします。

5.本体にセットしてカバーをかぶせ、スイッチで40℃で8時間にセット。

以上! 簡単すぎ~

ヨーグルトの出来栄え

レシピ通りに40℃で8時間セットしましたが、気になって7時間後に開けてみてみたら既に固まっていました。たぶん出来てるだろうと思ったけど、念のためもう30分置いてから取り出しました。夏なので早くできるのかもしれません。

牛乳パックをのぞくと、固まったヨーグルトの周りにホエーができてます。見た目は完璧!

付属のスプーンで取り出すのがめんどくさかったので、牛乳パックの口からそのまま器へ流し込みました。でも牛乳パックの口が汚れちゃう。付属のスプーンで取り出した方が良いです。

滑らかではなくツブツブっとした見た目ですが、グルグル混ぜると滑らかになりました。

完全にヨーグルト!これは成功でしょ~!

今回使ったのが「ラクトフェリンヨーグルト」で、ほわんとした甘さの子供が好きそうな味だったんですが、出来上がったヨーグルトはラクトフェリンヨーグルトを薄めた感じになりました。もともと酸味が少ないヨーグルトだったせいか、酸っぱくなくてまろやか。

2回目は「BIO」で同じ温度、時間で作ってみました。900mlの牛乳に対して1.5カップ使ったからか?ラクトフェリンヨーグルトよりもしっかり固まって、完全に「BIO」になってました。うちではBIOは高級ヨーグルトだと思ってるので、こんなに大量にできて感激!

3回目は「ブルガリアヨーグルト」のプレーンの大パック。ブルガリアヨーグルトっぽく一番酸味が強くなりました。大パックを使うとタネ菌として使ったあと残ってしまうので、作った方を早く味見したいのに、パックを先に片付けないといけないこと。まぁ、すぐに食べてしまうんですけどね。

一番人気の「明治プロビオヨーグルトR1」のドリンクタイプで作ったらおいしくできました。決してR1そのままの栄養素じゃないけど、満足のいく出来栄えでした。味をしめて「グリコ 高濃度ビフィズス菌飲料 Bifix 1000α」を増やそうと思ったら全く固まりませんでした。15時間くらい頑張ったんですが、ヨーグルトの香りのする牛乳でした。さすがに十何時間も温めた牛乳は飲むことができず、ヨーグルト+牛乳1パックを無駄にしてしまいました。

タネ菌によってうまくできる種類とできない種類があるようで、温度やタネの量など微妙な違いで出来上がりの不安定さはあります。

タネ菌になるヨーグルトの風味になるのは面白いですね。酸味が強めのヨーグルトの方がおいしくできます。薄い味の甘ったるいヨーグルトは増やすとさらに風味が薄くなる気がしました。

使い勝手とコストについて

作り方は簡単だし、牛乳パックで作れば洗い物がほとんどでないのでズボラさんでも大丈夫。

ただ、牛乳パックの口が開きにくく、種菌ヨーグルトを入れる時にこぼれやすい、高さがあるので混ぜる時につい口元に触ってしまいそうだし、出来上がって取り出すのも大変。500mlのパックで作る方がやりやすいですが、どうせ作るなら一気に大量に作りたいのでやっぱり1Lがいいな。

レシピに温度と時間が書いてありますが、気温によって出来上がりが変わってくる気がするので、自分で研究する必要がでてきそうです。ホームベーカリーでも同じですが、発酵ものは出来上がりにバラツキがでてしまうのは仕方ない事ですね。

牛乳パックにフタをするプラスチックカバーが合わなくて使い物にならないです。ネットの口コミにもそのことは書いてあったけど、本当ですね。すぐにポロっと取れちゃう。ラップで覆って大きいクリップで挟んでます。

値段も牛乳+ヨーグルトだけなので、材料費は200円くらい。ブルガリアヨーグルト買うより安いです。ただ、大量にあれば1回に食べる量も増えるし、家で作ると雑菌が入りそうで出来るだけ早めに食べきった方が良い気がするので、結局そんなにも安くはならないです。

市販のヨーグルトの約1/5の費用で
作れるから経済的!(4人家族・1ヶ月の場合)

アイリスオーヤマHPより

アイリスオーヤマのホームページは上のように書かれてましたけど、1個120円のヨーグルトを食べた場合なので、うちみたいに安いヨーグルト買ってるとそんなに違いはないですね。タネ菌のヨーグルトの選び方が悪くて時々失敗する時もありますが…さすがに全く固まらなかった時は300円くらい損してしまいました。

まとめ

安くヨーグルトが作れる!と思ったけど、高いヨーグルトを食べてる人以外はそれほど安くはならないです。うちの場合は食べる量が増えてしまって、逆に高くなっている可能性があります。買ってから4カ月経った現在では毎日作ることはないんですが、時々楽しみながら作ってます。

でも家でいろいろなヨーグルトが作れる楽しさはあるし、たっぷり食べられるので買って良かったです。いつもセールになる安いヨーグルトばかりなので、普段買わない高いヨーグルトを1個買えばみんなで食べられるのはお得。自分好みの味を探してみたいと思います。

ヨーグルトだけでなく、塩こうじや甘酒も作れるみたいなので、気が向いたらやってみようかな?ズボラなのでやらないかもしれない・・・水キムチやフルーツビネガーは作ってみたいかも。

65℃まで温度が上げられるので、低温調理器として鶏ハムとか作れるのかな?と期待してますが、ちょっと研究してみたいです。

3000円で気軽に買えるヨーグルトメーカーですが、工夫次第で自分好みのものが作れそうなのでこれからが楽しみです。

【私がお値打ちに買ったのはコレ】

アイリスオーヤマ ヨーグルトメーカー プレミアム 温度調節機能付き ホワイト IYM-012