京都菓子の五色豆は古くからあり、豆政は夷川五色豆が名物で、明治20年頃に初代が考案したそうです。赤・白・緑・黄色などの砂糖がまぶさったカラフルなお豆。
この五色豆も美味しいんですが、私のお気に入りは豆政のクリーム五色豆で、京都のお土産でよく買ってきてもらいます。
その五色豆とクリーム五色豆は全然違った味わいで、誰にでも好まれそうです。
クリーム五色豆
落花生にほんのり甘いクリームパウダーがかかった、普通の五色豆よりも大きいまん丸でコロンとかわいい形です。
落花生をカリッとした殻で包んだ上にかかっているクリームパウダーは薄く柔らかく上品。
味はミルク・いちご・バナナ・珈琲・抹茶と五つの風味のとおり、パステルカラーの色がついています。
箱もモダンな雰囲気でかわいらしく、値段も600円と手ごろでちょうど良いサイズ。
お味は?
昔からある五色豆とは別物で、見た目も味も洋風なお菓子です。
豆菓子にかかっているクリームはどれもほんのりしたミルク風味で、5色の味はあまり主張せず最後にふんわり香ります。コーヒー味は最初から少し香りますが苦みはないので、コーヒー苦手な私でも子供でも食べられます。バナナやイチゴは子供っぽい味かな?私が好きなのは抹茶味。もう少し抹茶の苦さが強くてもいいかなと思うけど。
クリームが柔らかく、ほんのりした優しい甘さなので、お子さんからお年寄りまで食べやすく、みんな好きそうです。
普通の五色豆のような砂糖の強い甘さがないので、ついどんどん食べてしまいます。うちの娘は食べだすと止まらなくなり、内緒でコソコソつまんでました(それほど安いお菓子じゃないので大事に食べてもらいたいのに…)
まとめ
うちの家族が好きな京都土産は、生八つ橋の「餡」なしだったんですが、ダンナが出張に行ったときに取引先の方からもらって気に入ってからは、クリーム五色豆も定番に。優しい味がなんかクセになるんですよね~
飽きない味だし、見た目もまん丸でかわいいので、おもてなしやお土産にも喜ばれると思います。
値段が1箱600円で手ごろなのも買いやすいし、軽いし、1カ月以上日持ちもするのでお土産にも便利です。本店だけでなく、京都駅やデパートにも入っているのでどこでも買いやすいです。