小川軒のレーズンウィッチの食べ比べをしてきましたが、横浜にも有名なレーズンサンドがあったんですね。
老舗とのことで、期待が持てます!
KAORI 横浜かをり
高級ブランデーにたっぷり浸し、時間をかけて作り上げたカリフォルニアレーズン。そして口あたりの良い上品な甘さのクリーム。このふたつを上質なバターを使ったホームメードクッキーではさみました。
現社長 板倉敬子が自らプロデュースし、試行錯誤の末に製品化した「かをり」のベストセラー。
いろいろな焼き菓子を取り揃えている中、KAORIのホームページにこう書いてありました。
レーズンサンドに力を入れてそうですね~
横浜のデパートに直営店がある他、静岡や名古屋、広島のデパートにも取扱店があるそうです。名古屋の高島屋で買えるとは知らなかった。
かをりのレーズンサンドの味は?
見た目は、小川軒よりも一回り大きめで、ずっしりしてて、食べごたえがありそう。
クッキー生地は厚めで、しっとりしていてホロホロと崩れてくることはないです。クッキーの味は、普通というか、クッキーと言えばこの味というか・・・子供の好きな味です。
レーズンサンドのレーズンってお酒につけてあるので、ふっくら柔らかい物が多いんですが、ここのは固め。市販のレーズンを少し柔らかくしたくらい。たっぷり挟まっていてレーズンの主張は結構スゴイです。
食べた時はそれほどブランデーの香りはしないので、子供でもイケるかな?って思いましたが、レーズンだけ食べてみると結構感じます。食べた後は口の中がじわっとブランデーの香りが残りました。でも、レーズンサンドにしてはかなり控えめです。
クリームはレーズンに比べて少な目。少ないからか、それほど特徴を感じなかったです。
クッキーの分厚さとレーズンの多さで、クリームは脇役っぽいですね。
万人受けするレーズンサンドですね。不可がないので幅広く好まれる味です。
ただ・・・高級感はないかな?
日持ちがする、常温保存OKな時点で、繊細な生菓子ではなく、保存のきくお菓子の部類なので、仕方がないと思います。
六花亭のレーズンサンドの味はものすごく特徴があるし、小川軒はそれぞれこだわりが感じられる高級志向なので、そこで戦える味ではないかな・・・?
と言っても、比べちゃうとですけどね。全体的にまとまったレーズンサンドなので、これだけ食べたら文句ないですし、レーズンが好きな人には嬉しいレーズン量です。
小川軒と六花亭との違いは?
① 少し大き目でボリュームがある。
② クッキーの表面にアーモンドがついていない。(六花亭もなし)
③ クッキーが小川軒よりもしっとりしていて、ホロホロとはしていない。六花亭のしっとりとも違う。
④ レーズンが少し固めで、数が多い。17粒くらい入っているので、食べごたえがある。
⑤ HPで「たっぷりのブランデーに漬け込み」と宣伝するほどブランデーの香りはあまり感じはしない。(レーズンを一粒ずつ食べればブランデーの味はします)
⑥ クリームは少なめ。生菓子っぽくはなく、それほど主張しない普通のバタークリーム。
⑦ 常温保存OKで、日持ちが2週間ほどする。小川軒(鎌倉以外)、六花亭は冷蔵保存。
⑧ 1つが少し大き目だが、1個162円、小川軒系列は1個108円~130円ほど、六花亭は1個130円くらいなので、KAORIは少し割高。
まとめ
特別な主張がないぶん、誰にでも喜ばれると思います。
日持ちがするので、お土産にぴったりです。
鳩サブレーに飽きたら、レーズンサンドをおすすめします!
レーズンサンド好きさんで、お気に入りがあったり、食べ比べる人には、ちょっと特徴のないレーズンサンドかなって思いますが、レーズン好きさんは一度食べてみる価値ありです。
1個162円するので、ちょっと高いのが残念ですが、レーズンサンドの食べ比べって奥が深いんで、もっといろいろ食べてみたくなりました。
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