台湾旅行に行ったら、体験してみたいと思うのが「変身写真」
私は10年前に台北に行ったときにやったんですが、普段とは違うメイクをして衣装を着て大胆ポーズ、出来上がった別人写真に大興奮でした。
その時は、自分一人だったので時間がたっぷりあって3着+メイクで3時間くらいかかったと思います。楽しくてあっという間なんですけどね。
今回の旅行は2泊3日で子供2人連れなので、あまり時間がない。
でも、私の変身写真を羨ましがっていた母が「やってみたい」と言うので、リクエストに応えるべく、時短で安い写真館を探しました。
① 中山駅に近い場所
② なるべく安い
③ なるべく早く終わる
④ 子供も一緒に体験できる
すべてクリアできる所はなかなかないですね・・・
と思ったら、台北ナビさんで紹介されていた、好日写真(Gooday 101)を発見。
まだ新しい店舗なので口コミなどがあまりなくて多少不安でしたが、台北ナビ記事を信じて予約をしました。
予約は台北ナビから簡単にできたので問題なしです。
大人と同じメニューで子供分も予約したので、本当は「子連れ」とメッセージを入れたかったんですが、入力できる場所がないですね。
今回はオープニング記念価格で、普段より安いコースがありました。
一番安い通常コースは1着+データ3枚なんですが、今回のコースは1着+データ2枚なので少し安いです。
データは少ないですが、変身メイク+モデル体験を安く時短でできるのでOKです。
好日写真の場所
場所は中山駅から徒歩10分くらいの所、セブンイレブンの入ってるビルの上の階です。お茶屋さん新純香の近くです。
ホテルが台北駅と中山駅の間だったので、徒歩圏内で行ける場所は便利でした。
セブンイレブン横の数段の階段を登って、エレベーターで上にあがると、チャイニーズな入り口がありました。
変身写真の受付
予約時間より20分くらい早めに着いたんですが、他にお客さんはいなかった為、すぐに対応してもらいました。
受付のかわいい女性が対応してくれましたが、あまりに流暢なので日本人かと間違えるくらいのレベル。
台北ナビの予約画面を印刷していったのでスムーズでした。
今回お願いしたコースはオープニング記念コースで1,800元で、メイク+衣装(1着)、写真データは2枚。
USBの送料は、1人500元。
同じ住所に送ると1人+200元。
4人家族で1カ所の住所に送ると、合計1,100元の送料になります。
同一住所なら一人分の送料でOKだと思っていたので、送料が約4,000円は予想外の出費でした。
USBを送るのがそんなに高いんだろうか?1枚にデータ全部入れてくれればいいのに・・・ と心の中で思ったけど。
撮影後に追加オプションを勧められました。
通常料金は写真データ4枚追加2,000元ですが、オープニングキャンペーン中で送料500元が無料+データ1枚プラス(5枚追加)で1,000元分お得になるとの事だったので、お願いしました。
追加データは、4人でそれぞれ好きなように分けて追加できました(母が2枚追加、私と子供たちが1枚ずつ追加)
ちなみに、家族全員で撮影することも追加1,000元で可能です。
それぞれの衣装の雰囲気が違うし、自分たちの世界で撮影できれば良いなと思ったし、ちょっと高いので、家族写真はやめました。
支払いの金額確認をした後は、衣装見本写真で好きな衣装と髪型をそれぞれ選びます。
オープニング記念コースだったせいか、衣装はかなり少なめ。
中国っぽい衣装がほとんどでした。
着替え~メイク
4人で行ったので、最初に子供2人が衣装を着てメイクをしてもらいました。
私達は、フロントの前のソファーで紅茶を頂いて待っていました。
小学1年生の娘は軽いメイクだったので、早めに出来上がり。
撮影ブースに入る前に2枚ほど自分のカメラで写真を撮らせてもらいました。
次に私がメイク室に呼ばれ、交代に息子が撮影ブースに入り、最後に母が呼ばれ・・・と1人ずつ時間差でメイクと撮影をしていきます。
衣装は、手渡された写真以外にもたくさん並んでいました。金額が上がればきっといろんな衣装の中から選ばせてもらえるんだと思います。
髪飾りやアクセサリーは、メイクルームの棚の中にいっぱい入っていました。
まず、試着室のようなところで着替えをした後、すぐ横のメイクルームへ。
新しいお店で、衣装や小物がきれいで本格的なのがうれしい!
以前行った写真館は、ペラペラの衣装で写真に写ればそれなりに見えるものだったので…
メイクさんは女性2名でした。日本語は通じません。
私は軽くメイク(夕方だったのでほぼ落ちてる)をしていったんですが、まず水で濡らしたスポンジで顔に湿り気を与える感じでペタペタ、次にファンデーションを塗っていきます。
塗り方が結構おおざっぱな感じなのと、スポンジや刷毛がもったりした(きれいに洗ってある感じがしない)使い心地なのが少し気になりましたが・・・
下地から丁寧にメイクをするわけではないので、 ファンデーションまではチャチャっと、 ポイントメイクはしっかりでした。
目の上を跳ね上げるようにグリグリ塗り、つけまつげをして出来上がり。
私の衣装は綺麗な緑色のチャイナドレスなので、メイクはきつめ。
頭にデッカイ髪の毛をくっつけて、グサグサと髪飾りをつけていきます。
おおおっ、別人です!
隣でメイクをしていた母は、白っぽいチャイナ衣装に合わせてカラフルなガーリーメイク。頭はお花畑です。
あんまり若くて笑っちゃいました。
写真撮影
撮影ルームは入り口を入って左右にあります。入口入ってすぐ右と、フロントの奥の2つ。バックは15か所あるようです。
カメラマンさんによって撮影場所が違うみたいで、母と息子は女性のカメラマンさんで、離れた2か所の撮影ルームを使ったそうです。男性のカメラマンさんだった私と娘は1つの撮影ルームの中で2か所のバック撮りでした。
カメラマンさんは言葉が通じないのでジェスチャーで。
男性のカメラマンさんは変な英語で指示してくるのでちょっと笑えました。
「顎を引いて」を「Sit down」って、違うじゃん~
娘も同じ男性カメラマンさんだったけど、「全然意味がわからないんだって~」と言ってて、どうやって2人が意思疎通したのか不思議。
データは2枚だけだけど、バックは2~3カ所、ポーズや小物を何回か変えてかなりの枚数を20分ほど撮っていたと思います。
不自然なポーズが多くて、腰や足がおかしくなりそうだった。(全員が体が痛かった~と笑い話)
一人につき、着替え~撮影終わるまで1時間くらいだったかな?と思いますが、全員の撮影には2時間半ほどかかりました。
写真データ到着
ちょうど1か月後、家に台湾から荷物が届きました。
デカい!!
ちょっとフワフワしているので、しっかり包装してくれてるんだろうと思うけど、それにしても大きいです。赤いきつねと大きさ比べてみました。
バリバリに貼られたテープを引きちぎって中身を取り出すと、プチプチに包まれたものが出てきました。
プチプチを取り除くと、台湾のナイロンバッグが!
その中に箱が4つ入っていました。
このナイロンバッグ、台湾でポピュラーなエコバッグ。
日本人はお土産として買う人も多いんですが、私は今回買う機会がなかったので、うれしいです。
通気性が良いので、プールや温泉のバッグとかに使えそう。
箱もとっても立派で、開けると中華風なUSBカードが入っています。
箱の裏に名前が書いてありました。
さて、出来上がりですが。
写真は自分では選べなかったので、完全おまかせです。
自分の気に入ったポーズなどはリクエストとして聞いてもらえますが、実際にその場で見ることはできないです。
私は3枚のデータだったんですが、全体の座り姿1枚、正面半身1枚、ベンチに横座りの3つでした。
修正もしてくれるので、少し外人さんぽく堀の深いエキゾチックな出来栄えでした。
娘はほぼメイクをしていないので、ナチュラルな感じ(全然変身じゃない)でした。髪型が可愛いし、日本では着られない衣装で、本人も満足してました。
母は40歳くらい若返ってました(爆笑)
ホンワリした雰囲気のお嬢様です。
「シワが消えてる~!」と子供たちが大騒ぎしてました。
実は女装に初挑戦した息子
めっちゃ、かわええぇ~♡ 本当にかわいい!
アイドルみたいで、男子には絶対に見えない!
変身写真の感想
フロントの方が日本語がペラペラだったのは心強かったです。
メイクさんもカメラさんもあまり英語も話さなかったので、伝わりにくい部分もありましたが、変身していく姿、不自然なポーズで撮るのは、なかなか楽しかったです。
本当は大人だけ体験して、子供たちには待っていてもらおうとも思ったんですが、一緒に体験できて良かったです。
娘は「スタジオアリスよりも楽しかったから、また台湾に行ったらやりたい」と言ってました。
今回、息子に女装に挑戦してもらいたかった私・・・
男の子の衣装もあったんですが、それじゃあ変身写真にならないしつまらない…金額は一緒だし、せっかくだから台湾の思い出を~との勝手な私の想いを息子に交渉してみたらあっさり「別にイイけど」と言ってくれました。
6年生で身長が150センチなので、選べる衣装が2つ(色違い)しかなかったけど、可愛らしい衣装が着れました。
メイクもしっかりしてもらったようです。(私はすれ違いで実物が見られなかった)
そんなことをさせて、周りには「そういう道に進んじゃったらどうするの?」って心配されたけど、本人はケロッとしてるし、妹より断然かわいく撮れた写真に満足してました。お化粧は気持ち悪かったそうです。
変身写真をするのは日本人しかいないようですが、格安でここまで変身させてくれる日本でのお店はないので、台湾へ行ったらゼヒ体験してみてください。
変身、撮影も楽しいですが、出来上がりを周りに自慢できるのも変身写真の醍醐味。
あまりの変身ぶりにみんなに羨ましがられました。