【台北土産】佳徳糕餅の大人気パイナップルケーキはどの味がおすすめ?買い方と他店食べ比べもしてみた

台湾土産の定番と言えば、パイナップルケーキ。
なので、スーパーやお土産物屋さんでもいろんな種類が必ず売られています。
でもどれでも同じってワケじゃなく、やっぱり人気のお店のものは美味しいです。

佳徳糕餅(ChiaTe)

人気のパイナップルケーキ専門店の一つ、「 佳徳糕餅(ChiaTe)
観光客だけでなく、地元の人が主にこぞって買いに来る名店なので、いつも混んでいます。
1975年創業でそれほど古くはないですが、台北市のパイナップルケーキ大会で優勝したり何度も賞を取っているので、台湾のパイナップルケーキの代表格のお店です。


混雑状況と買い方

それほど狭いお店でもないですが、私が行った日(年末30日の午後5時頃)は外で店内に入る列ができていました。5分ほどですぐに入れ、レジも5~10分待ちくらい。混んでいる時はもっと並ぶそうです。

並んでいる時にオーダーシートが配られるので、待っている間に決めてレジに持っていけばすぐに買えます。
クレジットカードが使えるレジと現金扱いのレジが分かれていて、現金のみのレジの方が空いていました。

【パイナップルケーキ】
6個入180元(約680円)
12個入360元(約1,360円)
20個入600元(約2,280円)
※1元=3.8円で計算 1個30元(115円)
※たくさん買っても値段は同じ

【クランベリー・ウォールナッツ・イチゴ・チェリーパイナップルケーキ各種】
6個入210元(約800円)
12個入420元(約1,560円)
20個入700元(約2,600円)
1個35元(約130円)

他、太陽餅など他のお菓子もオーダーシートで箱買いできます。


佳徳糕餅の特徴として、バラ売りで好きな味を自分で箱に詰めることもできるので、いろんな味が楽しみたいなら1つずつ詰めていくのも楽しいです。

みんな空箱にどんどん好きな味を詰めていますが、初めて来た私にはシステムが分からず、空箱がどこにあるのかオロオロ・・・しばらく観察してたら、棚の一番下の段にすでに組み立てられた箱が並んでいました。6個と12個詰められる箱が2種類あります。

パイナップルケーキは、パイナップル味だけじゃなく、ストロベリー、チェリー、ウォールナッツ、梅などいろいろあるので、試したくなりますね。人気のクランベリー味が売ってなくて残念。
パイナップル味は30元、それ以外は35元です。

いろいろ買ってみました。
クランベリー味欲しかった。。

パイナップルケーキ以外にもネギクラッカーや月餅などのお菓子がバラ売りでも買えるので、興味のあるものを少しずつ買う事ができます。ネギクラッカーは大箱もありました。


パイナップルケーキの味は?

さて、 佳徳糕餅(ChiaTe)パイナップルケーキのお味は・・・?

パイナップルケーキ

真四角の形をしていて、半分に切るとたっぷりパイナップル餡が入っていました。

少し硬めのボロボロっとするクッキー生地は甘さ控えめ、餡はわりと甘めで酸味とパイナップルの風味は少なめでした。パイナップル餡が多いので、なんか素朴な和菓子を食べてるような感じがしました。
ちゃんとしたパイナップル専門店で買った味です。

※クッキー生地は日にちや物によって硬さが違う気がしました。サクッ硬めなときもあれば、少ししっとり感じることも。

お次は チェリーケーキ

チェリー味

餡ではなく、柔らかいドライフルーツのチェリー粒がそのまま何粒か入っていて、酸味があっておいしい。中身が少なく、生地が多めなので洋菓子っぽいです。甘ったるいのが苦手な人はパイナップルケーキよりも良いかも。

そして、くるみケーキ

くるみケーキ

パッケージにくるみとしか書いておらず、絵もくるみだけなので、てっきりクッキー生地にクルミが混ざっている又はクルミ餡が入っているのかと思いました。
まさか、パイナップル餡にクルミが混ざったものとは・・・
パイナップルケーキにクルミの食感は悪くないけど、純粋にパイナップル餡だけでもいいかな。

衝撃的だったのが、黄身 あんのケーキ

黄身が混ざったあんこだと思いました。勝手に・・・
名前のそのまま「黄身」「あん」でした。
まさか、まさかこの2つが分離しているとは!
真ん中の「黄身」は、茹ですぎたゆで卵の黄身に塩をかけたようなパッサパサな口当たり。
その周りを囲んでいる「あん」も水分量がかなり少なく、両方合わせてさらにパッサパサ。。。
クッキー生地にパサパサの中身はキツイわ~
これはちょっと日本人には合わないんじゃないかな?

ネギクラッカーも買ってみた

ねぎクラッカーも隠れた台湾土産です。
甘じょっぱい味がウケて、ネギ好きに人気のお菓子。
カリッとかじるとネギの香りとしょっぱいクラッカー、中から甘くてねっちょりしたヌガー。
う~ん、面白いとは思うけど、正直、ネギがあまり好きでない私はちょっと苦手かな・・・ 食べられるけど、わざわざ買わない。
ダンナは「ネギ好きだから、おいしいわ~」と言ってました。



佳徳糕餅のパイナップルケーキは、タルト生地のような食感なので、ケーキではないです。餡が多いケーキは和菓子っぽく、餡が少なく酸味が強めだと洋菓子のように感じました。
専門店らしく、計算されて作られてる感じがするし、パッケージもしっかりしていて、1個100円ちょっとでこの味ならコスパ良いです!
気を付けなくてはいけないのが、パイナップル味は1か月ほど賞味期限がありますが、他の味は半月ほどしかないものが多かったので、ちゃんと確認しましょう。


佳徳 原味佳徳鳳梨酥 パイナップルケーキ (12個入) [並行輸入品]

パイナップルケーキ食べ比べ

パイナップルケーキを食べ比べしてみました。
まだまだ食べた数は少ないですが、個性があって奥が深いです。


李製餅家

中山駅から徒歩10分くらいの所にある路面の小さなお店ですが、歴史がある有名店。
しっとり生地に餡は少なめで甘すぎずパイナップルの味もちゃんとする、とっても素朴なパイナップルケーキ。

1個18元(約70円)でバラ売りもあり、安くて気軽に買えます。
12個入210元(約800円)でバラマキでも使えそうですが、紙に軽く包まれているだけなので、すぐに中身が出てきてしまうのが気になります。
あと、バラ売りで買ったものには賞味期限がかかれていませんでした。(賞味期限は20日以上あるようですが早めに食べた方が無難ですね)


パイナップルケーキ ホンリースー 鳳梨酥 台湾 李家大房 李製餅家 12個入


ホテルオークラ The Nine】

パッケージがステキ過ぎるなホテルオークラ内パン屋さんのThe Nine。
見た目だけでなく中身も繊細で、こちらのパイナップルケーキは完全に洋菓子でした。

クッキー生地はきめが細かくバターの風味がしっかりして、中身は餡ではなくパイナップルジャムと言いたい、新パイナップルケーキ。
1個50元(約190円)でお高めですが、それなりの価値はあります。

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大倉久和 ホテルオークラパイナップルケーキ 12入


名古屋行きスターフライヤー機内食のパイナップルケーキ

番外編です。
台北発~名古屋行きの便にパイナップルケーキがデザートにつくんですが、とても普通味。
決してまずくはないですが、モサモサ感はダントツ、駄菓子~って感じで、やっぱり有名店のものとは比べ物にならないですね。どこのメーカーのものだろう?
スーパーやお土産屋さんで大量生産されているものはきっとこのレベルかな?


私が洋菓子としておいしい~と思ったのは「The Nine」ですが、台湾らしいパイナップルケーキとしてお土産に買いたいのは「佳徳」、ダンナはしっとり派なので「 李製餅家 」が好きだそうです。

昔ながらの素朴なパイナップルケーキ、パイナップル100%を使った洋風の現代パイナップルケーキなど、おいしいパイナップルケーキ屋さんがまだまだたくさんあるので、いろいろ試してみたいです。